お腹が痛い!どうして痛くなる? 原因と対処法

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画像引用元 : http://www.dailystar.co.uk/health/557131/Liver-disease-symptoms-signs-treatment-when-to-see-doctor-deadly

突然お腹が痛くなる時って「お腹が痛い! どうして痛くなる?」 って思わず心の中で叫びますよね?

どうしてお腹が痛くなる? それはあらゆる内臓器官や神経系(心因性)による何らかの疾患が原因で起きるからです。

今回はお腹が痛くなる原因や対処法について具体的にお伝え致します。

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お腹がどうして痛くなるのか?原因と対処法

お腹が痛む場所は図で示しているどの部分でしょうか?

各ブロック❶~❾に分けて解説します。

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画像引用元 : http://sickness.jp/img/index1.gif 

❶ みぞおち

みぞおち周辺には胃・十二指腸・食道などの器官が存在してます。痛くなる起因はこれらの臓器による何らかの疾患が原因と考えられます。

s 急性胃炎

「みぞおち」付近が痛いと疑われる疾患の中で特に多いのが「急性胃炎」です。

急性胃炎は胃粘膜と胃液によるバランスの乱れが大きな要因になっていて、胃粘膜は胃壁の胃腺から分泌される粘液が胃の健康を正常に保つ働きと胃液から胃粘膜を守るバリアー機能の働き(防御因子)があり、胃液(空腹時:PH1~2の強い酸)にはペプシンと胃酸で食べたものを溶かしたり殺菌の働き(攻撃因子)があります。

健康時ならこの相互バランスを保ってますが、粘液(防御)と胃液(攻撃)それぞれの因子バランスが乱れると胃粘膜が傷つきやすくなり「びらん」がみられるようになります。

原因

i 「暴飲暴食」「香辛料の強いスパイス(唐辛子)」「アルコール・タバコ」

i 「食中毒」「食あたり」「感染症」「ピロリ菌」「アレルギー」

i 「過度のストレス」「急激な温度差」・・・ 自律神経の乱れ

などが挙げられます。

対処法

i 胃壁の傷ついた粘膜の回復や胃へのストレスを和らげるために1~2回だけ食事を抜いて、2~3日はお粥など消化の良い食事にしましょう。

i 濃いめのコーヒーや緑茶、紅茶は胃壁や胃粘膜に刺激を与えますので控えましょう。

i 症状が酷い場合は薬剤師に相談するか医師に診てもらいましょう。

その他

※ 急性胃炎について対処法などお伝え致しましたが一向に回復しない場合、みぞおちが痛む疾患ではその他胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胆石、膵炎、心筋梗塞などの疑いもあります。これらの疾患は医師の受診が必要になります。気になる方は医師に診てもらうことをお勧めします。

❷ おへその周り (臍周囲)

おへそ周辺には胃・腸・大動脈などの器官が存在してます。痛くなる起因はこれらの臓器による何らかの疾患が原因と考えられます。

s 感染性腸炎

感染性腸炎の原因は何らかの病原体が感染して引き起こす疾患です。感染源は多岐に存在しており「腸炎ビブリオでは魚介類」「腸管出血性大腸菌腸炎(O157腸炎)」「サルモネラでは鶏卵、ペット」「ノロウイルスでは生牡蠣、二次感染」などが挙げられます。下痢や吐き気、嘔吐と共に発熱が生じたら感染性腸炎の疑いがあります。

対処法

i 発熱を伴いながら嘔吐すると脱水状態に陥りますので先ずは水分補給(スポーツ飲料など)を行います。

i すみやかに、医療機関で診てもらいましょう。

s 腸閉塞

腸閉塞は消化中の内容物が詰まって排便や俳ガス(おなら)が止まったままの状態になり発熱や腹部膨満(お腹の張り)、吐き気などの症状がみられます。医療界では「イレウス」と呼ばれています。

原因

i 腹部周辺のがんやヘルニアなどの開腹手術を行った際に腸管が腸や腸壁などと癒着することが原因で「腸が折れ曲がる」「ねじれ」などを発症します。

i 胆石やヘルニア、宿便、大腸がんなどが原因で腸管が詰まって発症します。

対処法

i 激しい腹痛と共に嘔吐が伴うようでしたら腸閉塞の疑いがあります。自宅で自然治癒は無理なので速やかに医療施設にいきましょう。

その他

※ 「おへその周り」付近が痛いと疑われる疾患の中で「感染性腸炎」「腸閉塞」についてお伝えしました。

その他で疑いのあるのは 「虫垂炎」「腹部大動脈瘤」などです、これらの疾患は医師の受診が必要になります。気になる方は医師に診てもらうことをお勧めします。

❸ 右上腹部

右上腹部周辺には肝臓・胆道・十二指腸・右腎臓・膵臓などの器官が存在してます。痛くなる起因はこれらの臓器による何らかの疾患が疑われます。

s 急性ウイルス肝炎(肝臓)

急性ウイルス肝炎は肝細胞に炎症~破壊を引き起こす疾患でAからEまで5種類あります。腹痛、吐き気、嘔吐、発熱、身体全体がだるいなどの症状がみられます。

i A型E型は食べ物や飲料など口から感染する経口感染によるものです。

i B型C型D型は血液に感染する血液感染です。

B型とC型は慢性化することがあります。

D型とE型は日本ではほとんどみられないのが特徴です。

原因

i A型の感染源はウイルスに汚染された水や食べ物を口に入れる経口感染です。生の牡蠣など魚介類で発症することが多くみられます。糞にはウイルスを多く含んでますので排便後は手洗いをしっかり行うなど衛生上の注意が必要です。

i B型とC型の感染源は血液、体液(精液)によるものです。主に輸血、母子、注射針、性行為、医療施設内での針刺し事故 などが考えられます。

対処法

i 先ずは安静にするのが一番ですが、嘔吐や発熱で食欲減退、脱水、栄養不良がみられるなら医療施設で受診し点滴などの治療しましょう。

i 自分以外の歯ブラシやかみそりは使用しない。

i 感染者の血液や体液、糞などがごく微量でも下着類に付着した可能性がありますので漂白剤に浸けて洗濯するなど殺菌消毒を行う。

s 肝硬変(肝臓)

慢性肝炎や飲酒が続いてくると肝細胞が破壊されたり再生されたりを繰り返します。

やがては肝臓本体が繊維化し肝細胞は硬くなり肝臓本来の働きが弱くなります。これが「肝硬変」です。

最初のうちは症状がみられませんが時間が進行していくうちに身体が疲れやすくなりだるい、食欲がない、体重が減少する、筋肉がつる、手のひらが赤くなるなどの症状がみられるようになります。

さらに進行すると・・・

i 腹水が溜まってお腹が張ってくる状態(腹部膨満感)になり急激に体重が増える。

i 足の浮腫(むくみ)や男性の陰嚢(睾丸・副睾丸)が腫れてきます。

i 皮膚や眼球(白眼)に黄疸がみられるようになります。

i 肝臓で消去できなくなった毒素が脳に達することで肝性脳症になり認知症に似た症状が出る。

原因

i ウイルス性肝炎(B,C型)による起因が最も多いです。

i アルコールのアセトアルデヒドによる肝臓の線維化、脂肪性肝炎(NASH)、自己免疫性、胆汁性、などが原因にあげられます。

対処法

i 肝硬変を患ってしまうと元の健康な肝臓に戻らないので早めの予防が大切になります。

i ウイルス性の場合は薬や注射で抑えることが可能です。

i アルコール性の場合は飲酒量を少なくする、休刊日を設けるなどして肝臓への過労を軽減して下さい。

i 症状が疑わしく感じる場合は医師に相談しましょう。

s 胆石症(肝臓)

黄褐色の色をした胆汁は肝臓で作られその働きは膵液と混ざることで脂肪、タンパク質を分解して十二指腸で消化、吸収を促します。

胆汁は肝臓の胆管から胆嚢管を経由して胆嚢で貯められます。その胆嚢や胆管で胆汁の成分が固まると結石になり胆石症を発症します。胆管が塞がれてしまうと、腹痛(疝痛)が繰り返し起きて吐き気や嘔吐も伴います。

原因

i コレステロールを過剰に摂取する高脂肪・高タンパク質の食事。

i アルコールや甘味食品(糖分)、高脂質(バター、生クリームなど)の摂りすぎなど。

対処法

i コレステロールを下げる働きのある食物繊維の含まれる野菜や海藻類を摂取しましょう。

i 青物魚(鯖、ブリ、かつおなど)はEPAやタウリンが豊富に含まれておりたいへんお勧めです。

その他

※ 「右上腹部」付近が痛いと疑われる疾患の中で「急性ウイルス肝炎」「肝硬変」「胆石症」についてお伝えしました。

その他で疑いのあるのは「肝臓がん」「アルコール性肝炎」「肝膿瘍」「肝嚢胞」「うっ血肝」「急性胆管炎」「胆嚢がん」「急性胆嚢炎」などです、これらの疾患は医師の受診が必要になります。気になる方は医師に診てもらうことをお勧めします。

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